こうしてKANADEは生まれました

スクール代表のoyakataは、演奏活動をする中で、たくさんの人から同じ質問をよくされます。

 

「どうしたら、そういう風に自由に楽しくピアノを弾けるのですか?」

 

その理由のひとつをお話すると、幼少の頃彼は、少しまわりとちがうピアノの先生にレッスンをうけていました。

 

「出来ないことを叱らない」

 

「好奇心を刺激してくれる」

 

すばらしい先生で、音符を読み間違えて練習してきた通常なら叱る場面でも、

「作曲の才能がある」と逆に彼をほめてくれました。

 

「練習は厳しく、つらい」という昭和のピアノ教育の中で、それはほんとうに稀有な経験です。

 

Pay it forward!とウォルトディズニー

oyakataの好きな言葉は、「Pay it forward!」(ペイ フォーワード)日本語に訳すと

「親切にされたら次の人へまわせ」です。

 

そのピアノの先生への感謝を何かのかたちで表したいと思い、KANADEの設立を計画。

それが何よりの恩返しになると思ったからです。

 

さらにもうひとつ、設立に影響を与えたのは、彼が21歳のときに演奏の仕事で毎日通った

”夢と魔法の国”東京ディズニーランド。(ピアニストとして音楽ショーに参加)

ゲストはもとより、従業員ひとりひとりの笑顔に満ち溢れた環境。

このウォルト・ディズニーのつくった、人に夢を与えるというスピリットとホスピタリティ。

これもぜひ、次の世代に伝えたいと思いました。

 

2008年KANADEスタート

そんな想いを込めて、2008年KANADEを設立。

そして日々のレッスン以外で彼が大切にしているのは、毎年の発表会イベント。

なぜなら通常のレッスンは、音楽の設計図のおはなし。

発表会など、人前での演奏は、その設計図にいのちを吹き込む作業だからです

植物でいうと、芽がでる瞬間。

講師として、これほどわくわくすることはありません。

 

まずは2010年にスタートした「SONGS&FINGERS」ピアノと歌とおしゃべりのピアノイベント。

 

ピアノイベント集合写真

この時は7名の出演者。お客さまも、まばら。

そして何より全員、無事に演奏は終えたものの極度の緊張。

 

しかし回を重ねるうちに出演者一同、技術もメンタルも成長。それに比例するかのように

客様も増え、なんと今では立ち見が出るほどの盛況イベントに成長

 

2014年には新たにヒーリングピアノイベント「Hearts」をスタート。

 

出演者全員、自作のピアノ曲という珍しい演奏会。

本番では、曲にこめた思いや、音楽に対する情熱を各々語りました。

 

「亡くなった母への想い」

 

「音大に進学できなかった挫折」など、

 

この日は、本番中、お客さまの殆どがもらい泣き。

演奏が終るとたくさんのあたたかな拍手が沸き起こりました。

 

ピアノイベント集合写真

2018~ 外国人向けレッスンスタート

2018年には、訪日外国人を対象にした日本の歌のレッスン「Sing Japanese Songs!」を開始。

音楽を通しての国際交流。これまでにアメリカ、カナダ、フランス、イスラエルなど、

色々な国の方々にお越しいただき、楽しい文化交流が生まれています。

 

2019~ 現在

それぞれの音楽の背景には、人がいて、ストーリーがあります。

そんな物語を発信できるお手伝いができることをKANADEは誇りに思います。

 

これからも、人との出会い、音楽との出会いがたくさんあることをチーム一同、わくわくしています。ぜひ、一緒にピアノを、音楽を楽しみましょう!